商務部(商務省)市場運行・消費促進司の責任者は15日、「祝日の牽引効果などの影響により、5月の全国消費市場は急速な伸びを達成した」と述べた。
国家統計局がまとめたデータをみると、5月の社会消費財小売総額は2兆9500億元(1元は約16.3円)に達して、前年同期比10.7%増加し、増加率は4月の水準を維持し、前年同期比0.7ポイント上昇した。1~5月の社会消費財小売総額は同10.3%増加し、第1四半期(1~3月)に比べて0.3ポイント上昇した。同部の重点モニタリング対象の小売企業の5月の売上高は同4.9%増加し、年初以来の最高を更新した。
同責任者は、「5月の全国消費市場には次のような特徴がみられた」として、以下の5点を挙げた。
(1)インターネットの小売の増加ベースが目立った。
(2)実店舗の小売が引き続き回復した。
(3)外食、文化、レジャー関連の消費が急速に伸びた。
(4)省エネ、スマート関連商品の消費が活発だった。
(5)消費価格が引き続き安定的に上昇した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月16日