第2回「VivaTechnology」見本市が15日、フランス・パリのパリ・エキスポ・ポルト・ドゥ・ベルサイユで開幕した。中国からは騰訊(テンセント)、阿里巴巴(アリババ)、聯想(レノボ)を代表とするインターネット科学技術界のトップ企業が出展し、メディアや業界関係者の注目を集めた。新華社が伝えた。
大会では世界50ヶ国・地域の大規模多国籍企業グループやベンチャー企業が一堂に会し、それぞれに先端の科学技術革新製品や先進的理念を披露し、デジタル科学技術発展の新トレンド、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、ビッグデータなどのデジタル技術の普及が多くの分野にもたらす変革について話し合った。
騰訊集団の劉勝義シニア執行副社長は大会で、騰訊が中国においてインターネット技術や顔認証技術などの核心的手段を利用して社会的難問を解決し、社会の新たな環境作りをしたなどの成功事例を紹介した。
アリババ系列の阿里雲公司は「ET都市脳」、「ET工業脳」、「ET医療脳」など一連の製品をひっさげて登場し、ビッグデータコンピューティング製品「マックスコンピュート」が年内にも欧州市場でサービスを開始することを明らかにした。この技術は処理分析、機械学習など一連の整ったデータスマートサービスを網羅しており、欧州の多くの企業の日々増大するデジタル化へのモデル転換ニーズに応えるものになると期待される。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月19日
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