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中国の地下鉄規模急速に拡大 五年で新規開通都市が10都市に

 

中国国家発展改革委員会基礎産業司副司長の任虹氏によると、「2016年末までに地下鉄建設の許可を得た都市は2012年の35から43都市にまで増加した。地下鉄を都市の主要な交通システムに据える都市は急速に増加している。過去五年間で中国の地下鉄を有する都市は17から27都市にまで増加した。地下鉄の総運営距離は1740キロから3169キロまで伸びた」

「地下鉄運営都市は北京、上海、広州、深センなどの一線都市から省都また経済発展レベルの速い二線都市(例えば成都、南京、武漢、青島、寧波)にまで拡大されている。この5年来、中国の地下鉄ネットワークはその規模が急速に拡大した。概ね一線都市はネットワークを完成し、さらにその規模を拡大している。二線都市も拡大を加速しており、急速発展期を迎えている。2020年までに中国の都市の地下鉄運営距離は6000キロに達する」と説明した。

地下鉄利用者の最も多い北京のメディア業界の杜さんは、「高速で、安く、しかも地上の交通渋滞の影響受けない……地下鉄がもたらした便利さは数え切れない」と言う。

都市の規模、人口の不断の増長に従って、杜さんのように、ますます多くの人が多くの利点を有する地下鉄を自分の交通手段として選択するようになっている。

従って、地下鉄のネットワークの急速な建設と同時に、旅客輸送量も爆発的な増加を見ている。旅客輸送量では、2012年の延べ87億人から2016年末には160億9000万人にまで拡大している。一日平均の旅客数では延べ2448万2000人から4408万人まで増加、その中でも北京は一日平均で延べ1000万人を超えている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月24日

 

 

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