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全人大常務委員会の王晨副委員長が日本残留孤児代表団と会見

 

全人大常務委員会の王晨副委員長が日本残留孤児代表団と会見

王晨・全人代常務委員会副委員長兼秘書長は27日、池田澄江理事長率いる日本残留孤児代表団と北京で会見した。中国人大網が伝えた。

王氏は「中日両国は一衣帯水の隣国で、2千年余りの交流の歴史があり、平和・友好が一貫して両国関係の本流だ。近代以降、日本軍国主義が発動した中国侵略戦争により、中国民衆は深刻な惨禍をこうむり、日本民衆も大きな被害をこうむった。戦後の中国人は大きな思いやりの心で、数々の困難を克服し、3000人近くの日本人残留孤児を引き取り、養育した。中日国交正常化後、中国政府は日本人残留孤児の帰国・肉親捜しに極めて大きな便宜を図り、これまでに圧倒的多数の残留孤児が日本に帰国し、定住した。日本帰国後、日本人残留孤児は中国の養父母の恩情を銘記し、中国の発展建設を気にかけ、中日友好事業に積極的に身を投じた。われわれはこれに称賛の意を深く表する。中日国交正常化から今年で45年。中日双方は中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認識を踏まえ、『歴史を鑑として未来に向かう』精神に基づき、両国関係の平和・友好・協力という正しい方向への発展を推し進めるべきだ」と述べた。

日本残留孤児代表団の理事長とメンバーは「中国の人々の養育の恩をいつまでも銘記し、日中の世々代々の友好を心から望む。日中友好の懸け橋となり、プラスのエネルギーを発揚し、このために生涯努力したい」と表明した。

会見には中国人民対外友好協会の宋敬武副会長、日本の横井裕駐中国大使らが同席した。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2017年6月29日

 

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