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習近平国家主席の露独訪問、G20サミット出席について外交部が説明

 

習近平国家主席のロシア、ドイツ公式訪問と第12回G20首脳会議出席について、李保東、王超外交副部長(外務次官)、李恵来外交部長助理(外務次官補)、朱光耀財政副部長(財務次官)、王受文商務副部長(商務次官)が、外交部(外務省)の29日の国内外プレス向けブリーフィングで説明を行った。

(1)ロシア公式訪問について(李恵来外交部長助理)

習主席は7月3、4両日にロシアを公式訪問する。訪問期間、習主席はプーチン大統領との会談、共同記者会見、調印式、歓迎行事への出席、両国の友好関係者との会見などを行い、新情勢下の中露関係発展の方向と目標を共に定め、政治的相互信頼、戦略面の相互信頼をさらに深化し、各分野の協力を推し進め、利益の紐帯を堅固にする。両首脳は共同声明を発表し、「中露善隣友好協力条約」2017-2020年実施綱要を批准する。双方の関係当局は経済・貿易、エネルギー、投資、コネクティビティ、メディア、教育分野の重要協力文書に調印する。

ロシアは中国の包括的・戦略的協力パートナーだ。近年、習主席とプーチン大統領が自ら先導し、推し進める中、中露関係は過去最高水準に達した。習主席のロシア訪問またはロシアでの重要な国際活動への出席は就任後6回目であり、両国首脳会談は今年3回目だ。

(2)ドイツ公式訪問について(王超外交副部長)

習主席は7月4~6日、ドイツを公式訪問する。訪問期間、習主席はシュタインマイヤー大統領主催の歓迎式典、会談、歓迎晩餐会など国の公式行事に出席し、メルケル首相と会談し、調印式、ベルリン動物園パンダ館開館式などに出席するほか、中独青少年サッカーチームの親善試合を観戦する。習主席はメルケル首相主催の晩餐会にも出席する。両首脳は中独のさらなる政治的相互信頼の深化、各分野の実務協力の拡大、G20の枠組での協力の強化、関心を共有する世界と地域の焦点となる問題について踏み込んだ意見交換をする。双方は各分野の重要協力文書にも署名する。

ドイツはEUの中心的大国、中国の包括的戦略パートナーだ。近年、中独関係はかつてない急速な発展を遂げた。習主席の訪独は就任後2回目であり、さらに中独の包括的・戦略的パートナーシップの発展水準を高め、中国EU関係の包括的発展を促進するうえで重要な意義を持つ。

(3)G20サミット出席について(李保東外交副部長)

第12回G20サミットが7月7、8両日にドイツ・ハンブルクで開かれる。サミット期間、習主席はサミットの全段階の会議に出席し、世界経済情勢と国際経済協力に対する見解と主張を明らかにし、各国の政策調整強化を後押しし、世界経済の強固で持続可能かつ均衡ある包括的な成長を共に促進する。習主席は関係国首脳と会談し、二国間関係及び関心を共有する国際・地域問題について意見交換する。

サミットは「相互に関連し合う世界の形成」をテーマに、世界の経済情勢、貿易、金融、デジタル経済、エネルギー、気候変動、開発、アフリカ、衛生、難民・移民、テロ対策などを議論する。会議後、声明を発表する。世界の経済成長が上向くと同時に、いくつかの不確定要因に直面する中行われるサミットには、各国が強く注目している。中国側はドイツによるサミット開催の成功を積極的に支持し、サミットに以下の成果を期待する。第1に、杭州サミットの成果の実行、第2に開放型世界経済の構築、第3に革新的な発展の共同推進、第4にG20構成国の団結・協力という積極的メッセージを伝えることだ。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2017年6月30日

 

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