習主席は4-6日にドイツを公式訪問し、7-8日はハンブルクG20サミットに出席する。独メディアは2日、「今年は中国とドイツの国交樹立45周年にあたり、習主席の国家主席就任後2回目の訪独になる」と報じた。シュタインマイヤー・ドイツ連邦大統領や、メルケル首相との会談のほか、「パンダ」と「サッカー」もベルリン訪問のキーワードだ。習主席とメルケル氏は共に、ベルリン動物園パンダ館の開館式に出席するほか、中独青少年サッカーチームの親善試合を観戦する予定で、これらのイベントは中独両国の協力深化を示すものだ。習主席はハンブルクで、G20首脳と経済、気候変動などの分野で協力強化を図る予定だ。
欧州経営技術大学院(ESMT)院長とドイツ連邦財務省(BMF)経済顧問委員会の委員を務めるJörg Rocholl教授は「環球時報」の取材に対して、「昨年の杭州G20サミットで、各メンバーは開放的なグローバル経済の構築、保護主義への反対、グローバル貿易と投資の促進を約束した。ここ1年で、自由貿易は本当に試練に直面した。自由貿易はここ数十年で最大の危機を経験したとの見方もある。中国とドイツはこの問題について特別な責任を負っている。自国のためだけでなく、世界の自由貿易と一体化推進に向け尽力する必要がある」と述べた。
チャイナネットより2017年7月3日
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