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中央政治局会議 中国経済の7大シグナル発信

 

上半期の中国経済は国内総生産(GDP)増加率が6.9%になるという成果を上げた。下半期は安定しつつ好転する局面をどのように続けていけばよいか、財政金融面のリスクをどのように防げばよいか。中国共産党中央政治局は24日に会議を開き、当面の経済情勢を分析・検討するとともに、下半期の経済業務を計画した。伝えられる言葉の端々から、中国経済をめぐる7つのシグナルが伝わってくる。新華社が伝えた。

 

▽第1のシグナル:安定と進歩の関係をよりしっかり把握する

 

上半期の国民経済は安定しつつ進歩する局面と安定しつつ好転する局面が続いた。下半期の経済発展を見据えて、「安定の局面」と「好調な局面」をよりはっきりと確保するにはどうしたらよいか。

会議での見方:下半期の経済業務をしっかりと行うには、安定しつつ進歩を求めるという業務の全体的基調を堅持し、安定と進歩の関係をよりしっかりと把握し、バランスを把握し、タイミングを把握し、頃合いを把握する必要がある。

コメント:「百里を行く者は九十を半ばとす」。国務院発展研究センターの張立群研究員はこのように述べた上で、「経済が安定に向かう局面が明らかで、好転の要因が増えている目下の情況において、気を緩めてはならず、ますます細心に貴重な成果を維持していく必要がある。経済成長の安定がなければ、企業のモデル転換の前提条件が整わなくなる。一面的に安定を求めれば、持続可能な発展の能力を構築することはできない。供給側構造改革を掘り下げて推進し、頃合いを把握することを前提として積極的に取り組まなければ、発展の安定性と持続可能性が著しく向上することはあり得ない」との見方を示した。

 

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