これまで、中国の夏休み期間の映画はやや話題に乏しかったものの、「戦狼2 (Wolf Warriors Ⅱ)」が上映されると同時に大きな話題をさらっている。7月31日午前6時43分の時点で、「戦狼2」の興行収入が10億元(約165億円)を超えた。27日の公開からわずか83時間での10億元超えで、史上最速記録となった。新華網が報じた。
「戦狼2」の上映は 27日午後8時に始まり、わずか4時間で興行収入が1億元(約16億5000万円) 超えと、絶好のスタートを切った。そして、3日間で評判がうなぎ登りになり、興行収入が爆発的に伸び、中国語映画の1日当たりの興行収入記録を塗り替えただけでなく、7億元、8億元、9億元、そして10億元を最速で超えた中国語映画になるなど、驚異的な人気となっている。
中国で興行収入を伸ばし、好評を博しているだけでなく、その人気は海外にまで波及している。例えば、マレーシアやシンガポールで「100年に1度」と言わんばかりの大人気となり、各映画館が満席になっているほか、オーストラリアのシドニーやメルボルンでもチケットがなかなか手に入らない状態になっており、その人気ぶりは中国とほぼ変わらない。
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