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中国シェア自転車が海外進出 慎重姿勢で悲喜こもごも

 

▽シェア自転車はハード面の向上必要

環境や文化的なずれを克服する必要があるだけでなく、シェア自転車は車体の損壊といったトラブルを免れることはできない。4月中旬には、シンガポールの少年がofoのシェア自転車を放り投げ、蹴り上げる動画をソーシャル・ネットワーキング・メディアにアップした。英国のネットユーザーは、「英国でモバイクの自転車を7台見つけたが、鍵が全部壊されていた」と書き込んだ。またGPSによる位置測定が不正確で車両が山の上や海の中にあると表示されるケースもあれば、機械錠を解除できないという問題もある。

国内外市場での課題に対し、シェア自転車企業も製品やサービスのバージョンアップを絶えず迫られている。さきにはofoの関連部門責任者が取材に答える中で、「今年10月末までに、暗証番号式機械錠を取り付けた自転車はすべて回収して電子錠に切り替える」と述べた。モバイクの責任者は、「英国などでは自転車には反射板とライトの取り付けが義務づけられ、カナダやオーストラリアでは自転車に乗る時はヘルメットをかぶるという規定があり、モバイクは製品の設計や部品などでこの規定に対応していく」と述べた。

 

「人民網日本語版」2017年8月3日

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