8月31日、東京大学や大阪大学など大学40校から来た日本の大学生代表団102人が貴州省を訪問し、中国文化を体験したほか、交流を行った。中国新聞網が報じた。
この交流活動は、在日本中国大使館と中国教育部(省)が開催した「中日大学生千人交流大会」の一環。同代表団は北京、上海、貴州などで、友好交流活動を展開している。
貴州省訪問期間中、同代表団は、貴陽城郷計画館や貴陽ビッグデータ応用展示センター、貴陽孔学堂、貴州民族大学などを訪問し、「多彩な貴州風」などのパフォーマンスを見学したり、体験活動に参加したりした。
貴陽市花溪区にある孔学堂の孔子像の前で、剣持翔伍さんは、「これまでは本の内容を通して中国文化に関する知識を得ていただけだったが、孔学堂の王陽明国際漫画展を見学し、芸術に国境はないと思った。中国文化の魅力を存分に感じることができて、収穫が大きい!」と感激しながら語った。
貴州民族大学美術学院の貴州民族民間工芸伝承基地を訪問し、ずらりと並ぶ伝統的な紡績の染色や木彫りなどの民族・民間工芸品を見学した際、代表団の学生からは「ワー」という歓声がずっと上がっていた。
「とても不思議な感じがする。中国には、私が見たこともない美しい景色がたくさんある」。山口美波さんは行く先々の景色を眺めながら、スケッチをしていた。シンプルなラインで描かれているものの、それらの絵は忘れられない貴州の旅の情景として記録されていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年9月3日
|