中国シェアリング自転車ofoは22日、ロシア・モスクワで記者会見を開催し、ロシアに正式に進出し、2018年春から、まずモスクワで試験的にシェアリング自転車を投入することを発表した。人民日報が報じた。
計画では、ofoはロシアの企業・Velobikeと提携し、ロシア人の習慣に合わせローカライズしたサービスを提供することになっている。また、現地政府とコミュニケーションを取りながら、モスクワ現地の基準に基づいて、GPSとロシアの衛星測位システム(GLONASS)機能が付いたスマートロックを搭載した、同企業のイメージカラーである「黄色」い自転車を作り、投入する。
モスクワ交通局の副局長は記者会見で、「ロシアは交通の便を向上させる新たな方法に強い興味を抱いている。乗り捨てタイプのシェアリング自転車が世界各地で成功しており、そのスタイルをロシアのさらに多くの都市で推進する準備が整っている」との見方を示した。
「人民網日本語版」2017年9月23日