国務院の李克強総理は9月30日午後に北京の人民大会堂で、2017年度中国政府「友誼賞」を受賞した外国人専門家およびその家族と会談した。
李総理は受賞者に祝意を伝えるとともに、各専門家が中国の発展推進のために、とりわけ中西部地域の発展推進のために、また中国と他国との友好往来促進のために行ってきた努力を高く評価した。
李総理は、「中国は世界最大の発展途上国であり、経済のモデル転換・バージョンアップ、新旧の原動力の転換という重要な時期にあり、中国が備える最も大きな潜在力と優位性は人的資源にある。私たちは13億人を超える中国人の知力資源と市場の可能性を十分に活用するだけでなく、人材誘致と知力活用のドアをさらに大きく開放し、海外の人材の中国での労働、ビザ、滞在などについてより柔軟な措置を打ち出す必要があり、また知的財産権の保護をよりしっかりと行い、知的成果の価値がよりよく実現されるようにし、行政のスリム化と権限移譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化といった改革を通じて、起業革新をめぐる環境をより優れたものにし、中国が最も活発に革新を行い、最も強い誘致力をもった国の一つになるようにする必要がある。海外の専門家と優れた人材が中国の近代化建設でそれぞれの強みを発揮し、技術のバージョンアップと消費の拡大を持続的に推進し、中国経済のモデル転換・バージョンアップを促進し、世界経済の回復・成長に貢献することを歓迎する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月1日 |