中国の中信出版集団と日本最大の文化商品レンタルショップチェーンの「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)はこのほど、「中信出版日本株式会社」の合弁設立に関する契約調印式を行った。中日出版産業の業務提携における最新のテストケースになる。「北京日報」が伝えた。
新会社は2017年11月の創業予定で、本社は日本の東京都に置かれ、資本金は1億円に上り、うち中信が60%、CCCが40%を出資する。中信の説明によると、新会社は中日両国の文化商品の優れた知的財産(IP)を発掘することに力を入れ、書籍、漫画アニメ、映画などさまざまな分野のコンテンツをカバーすることになる。双方が第一弾として展開する協力は主に歴史文化作品、経済分野の作品、漫画アニメ作品、児童文化作品の出版業務に集中するという。
CCCは日本全国に広がるレンタルショップTSUTAYAを経営し、取扱商品は書籍、映画ディスク、音楽CDなどで、日本国民が最も幅広く利用する文化商品のレンタルショップとなっている。オンラインでの動画や音楽の配信といったコンテンツサービスも展開している。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月9日
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