在日本中国大使館の程永華大使
中華人民共和国成立68周年・中日国交正常化45周年を祝う、全日本華僑華人聯合会と在日中国企業協会が共催のパーティーが26日夜、東京で開催された。人民網が報じた。
同パーティーには、在日本中国大使館の程永華大使と汪婉夫人、郭燕公使、宋耀明経済商務公使、王軍総領事、在日中国企業協会王家馴会長、全日本華僑華人聯合会の劉洪友会長、日本自民党の高村正彦副総裁、日本公明党の山口那津男代表など、在日本中国機関、企業、華人団体、日本の政治・商業界の関係者ら、約1000人が出席した。
中国の国歌「義勇軍進行曲」が厳かに流れる中、中国の国旗「五星紅旗」がステージの真ん中に掲揚され、参加者全員が起立して、国歌斉唱し、中華人民共和国成立68周年を祝った。
程永華大使は挨拶の中で、「中日両国は隣国で、文化も似ており、友好交流の長い歴史がある。今年は中日国交正常化45周年にあたり、両国関係は依然として複雑でナイーブな要素に直面しているものの、中国は中日関係を非常に重視しており、日本と共に努力して、両国関係を継続的に改善・発展させることを願っている。祖国の繁栄は、全ての中国人の共通の願い。強大な祖国は、海外の華僑・華人の強固な後ろ盾でもある。在日華僑・華人が祖国を愛し、団結し、友好を築き、共に助け合い、ウィンウィンを目指す素晴らしい伝統を引き続き発揚し、祖国の各種事業の発展に引き続き関心を示し、支持し、日本人と仲良く共存し、両国国民の相互理解、友好感情を強化するための役割を果たしてほしい」と語った。
高村正彦副総裁は挨拶の中で、「日中両国は、ウィンウィンの局面を形成するために、相互理解、相互信頼の関係を築き、両国の国民が全ての分野、全てのレベルで、必要な交流を実施しなければならない。私はその目標のために尽力している。日本の華人・華僑は自分の祖国に強い愛国心を抱きながら、今住んでいる日本も愛し、熱い思いを抱いて経済活動や文化社会活動に携わっている。私は心からの敬意を示したい」と語った。
パーティーでは、日本のジャズダンスチーム「 MEMORABLE MOMENT(メモラブルモーメント)」がダンス「新・中国夢」を披露した。また、日本のバイオリニスト、作曲家で、大阪芸術大学芸術学部の教授を務める、川井郁子さんが「白鳥の湖」の演奏を披露したほか、日本のモダンダンス界を代表するダンサーで、振付師である鈴木陽平さんがダンスを披露した。中国の人気歌手・李玉剛さんも登場し、「国色天香」や「剛好遇見■(■はにんべんに尓)」、代表曲「新貴妃醉酒」などを熱唱した。最後に、中日両国のゲストと観客らは日本の歌を合唱し、あたたかい雰囲気に包まれながらパーティーは幕を閉じた。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年9月28日
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