在日本中国大使館とチャイナフェスティバル2017実行委員会が主催する大型交流イベント「チャイナフェスティバル2017」が21日午前、東京都渋谷区にある代々木公園で開幕した。開幕式には、イベント実行委員長を務める駐日本中国大使の程永華氏がビデオで祝賀メッセージを寄せた。またイベントの最高顧問を務める日本の福田康夫元首相、日中友好協会会長(元駐中国日本大使)丹羽宇一郎、日本外務省の堀井巌外務大臣政務官が出席し、挨拶を述べた。テープカットセレモニーには、在日中国企業協会の王家馴会長、全日本華僑華人連合会の劉洪友会長、映画監督の陸川氏、歌手のalan氏をはじめ、中日友好団体、在日中国企業、出展機関の代表などが参加した。人民網が伝えた。
程大使は祝賀メッセージの中で、「今年は中日国交正常化45周年、来年は中日平和友好条約締結40周年であり、このような重要な節目にあたって、『チャイナフェスティバル2017』を開催することには特別な意義があり、模範を示すという重要な役割を果たし、両国各界の中日関係改善の熱意を一層高めることになると確信する」と述べた。
福田元首相はあいさつの中で、「このイベントは中国文化を体験する一大イベントであるだけでなく、中国の人々の暮らしや考えや思いを理解する絶好の機会だ。日中双方がともに努力し『チャイナフェスティバル2017』を契機として、日中民間交流の熱い流れを力を込めて後押し、両国関係の改善発展に向けてそれぞれに貢献することを願う」と述べた。
チャイナフェスティバル2017は2日間にわたって行われる。会場の美食コーナーでは中国美食ブース60ヶ所を設置、40あまりの観光、企業、各種機関が出店し、文化芸術パフォーマンス、グルメ、文化展示、観光紹介などさまざまなスタイルによって中国を理解し、近い距離で体験する窓口を設けて、中日両国の人々が相互に交流し、理解を深めるプラットフォームを打ち出した。会場では、中国の文化部と北京市から派遣されたパフォーマンスチームによる「雲南瑞麗孔雀舞」や「昆曲『牡丹亭』」など、中国の特色をふんだんに盛り込んだ文化芸術パフォーマンスも行われた。
チャイナフェスティバル2017は両国の人々に民間交流のプラットフォームを提供するもので、普通の日本の人々が自分の暮らす場所の近くで中国文化に触れ、多様な中国を体験する機会になる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月22日
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