9月2日、北京正鵠会の澄明弓道場で道場開きが行われ、弓道を学ぶ会員や弓道に興味を持つ中国の若者など約50人が駆け付けた。当日は、まず壁に掲げられた「礼記射義」と「射法訓」に全員で一礼。開幕のあいさつの後、同弓道場で指導にあたる五段の許博堯さんによる「巻藁射礼」と、二段の王敏言さんによる「矢渡射礼」が行われた。また、「射法八節」といわれる基本動作を解説する講座も実施。参加者はゴムチューブを使って、弓を引く動きを実際に体験した。正鵠会は深圳に本部がある中国最大の弓道団体。今後は北京でも弓道文化の普及に努めていく。
人民中国インターネット版 2017年9月