監督・塩浜雅之
パンダの姿をとる時に苦労した事は、パンダが全員白黒ですので編集をするときにどのパンダがどのパンダか見分けるのに結構時間がかった。そのあとは一人一人特定してしまうと、そのキャラクターが見えてくるので楽しくなってくる。
見てほしい事で言うと、パンダのひとつひとつのキャラクターがとっても面白い。これは本当に長時間の撮影が許された協力のおかげだとおもいます。
かわいいだけじゃないパンダの映画にしたいという事がまずありました。大人から子どもまで大勢の人に楽しんでもらえるような映画にしたいと思いました。大人のパンダの話で愛情の話、孤独の話で何か感じるものがあればいいと思います。
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塩浜雅之監督 |
ナレーションを務めた女優の長谷川潤さん |
中国駐日本大使館広報部・鄧偉参事官 |
ナレーション・長谷川潤
ナレーションは初めて。最初にお話をいただいたときは本当にびっくりして私でいいの?とほんとに思いました。ラチュラルであまり慣れていないのがいいということで、ぜひ、となりました。
私が一番大変だったのは、慣れていないというのもあったんですが、時間内に台詞を言わなくてはいけない、もちろん毎回気持ちもこめて、イントネーションが一番難しかった、なまりがあるので終わったあとは、よっしゃー!という感じで山を登ったあとの達成感のようなものがありました。
パンダのことが大好きです。でも最初わたしはパンダのことは全く何もわからなくて、とても勉強になりました。
途中、涙が流れそうになった事もありました。最後のほうに、ちょっとぐっときちゃって泣いちゃったところがあったんですけど、そのまま使われちゃいました。
私もいつかお母さんになることがすごく楽しみになっていつか自分の事もとも一緒に見たいなと。
子どもを産んでいるところのお母さんパンダの何とも言えない表情にやられました。
本当にみなさんで精一杯頑張って作った映画で愛情たっぷりですのでぜひ皆さん見て下さい!
中国駐日本大使館広報部・鄧偉参事官
公開を心よりお祝い申し上げます。そして6年をかけて製作に携わったみなさまに心より感謝を申し上げたいと思います。今年はみなさんもご存知のように日中国交正常化40周年なんです。そしてパンダ初来日40周年にもあたります。記念すべき年にパンダの物語を語る映画が日本で上映されることは非常に有意義なことだと思います。その意味でも、大使館もこの映画に後援をしています。パンダは日中友好の存在として40年間続いてきた。今回の上映を通して中日間の相互理解と友情がいっそう深められる様、期待しております。実は皆さんと同様に私もパンダが大好きです。私もみなさんと一緒に映画を楽しみたいと思います。
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