報道によると11月27日午後、トキ7羽が新潟空港を出発した。広東省の希少動植物保護センターに移送される。環球網が伝えた。
日本環境省の奥主喜美・大臣官房審議官は引き渡し署名式典後の会見で、「トキ保護事業を通じ日中友好の発展が促され、中国でも健康に成長することを望む」と語った。中国側代表団の韋萍・団長は、「広東省は四季を通じ温暖で、トキの健やかな成長を信じている」と応えた。
日中政府の合意に基づき、日本側はふ化したトキの幼鳥の半分を中国に返還している。2002年にはじまり、今回を含めこれまで43羽が中国に渡った。日本国内で飼育されているトキは187羽となった。
「人民網日本語版」より 2013年11月28日
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