文・写真=人民中国東京支局
中国の家電量販最大手、蘇寧雲商集団の傘下にあるラオックスは11月28日、東京都銀座に海外観光客をターゲットにした同地区最大級の免税店「ラオックス 銀座本店」をオープンさせた。
同店は、円安や東南アジアへのビザ緩和や東京オリンピックの開催決定を背景に、特にアジアを中心に海外から銀座を訪れる観光客が増えつつあることが出店の決め手となり、日本語、英語、中国語など15カ国語に対応するスタッフが常駐している。広さ880平方㍍の売り場で、家電製品のほかに宝石、伝統工芸品、化粧品など「メイド・イン・ジャパン」を中心とした多種多様な商品を取り揃えている。
羅怡文社長は「免税ビジネスの先駆けとして、一貫して全国免税ネットワークの構築を進めたい」と話し、年間販売額30億円という目標を掲げた。
人民中国インターネット版 2013年11月29日
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