沖縄の舞踊集団「花やから」は12月14日午後、在中国日本大使館・広報文化センターで沖縄ならではの鮮やかな舞踊公演2本を披露した。
三上正裕・公使が祝辞を述べ、「日本の国土は中国のわずか25分の1ほどだが、北は北海道、南は沖縄まで非常に多くの独特の文化がある。大使館は今後も皆さんに、日本の多彩な地域文化を絶え間なく紹介してゆきたい」と寄せた。
沖縄県文化観光スポーツ部の嘉手苅孝夫(かでかる・たかお)文化スポーツ統括監は、「沖縄はかつて『琉球王国』でした。東アジア各国との交流を深めてきた過程で、豊かで多彩な文化が育まれ、沖縄芸術は文化発展の代表です。きょうは沖縄の少女達が皆さんに、沖縄ならではの特色ある舞踊公演をご覧いただきます。彼女達の元気いっぱいの踊りで喜んで頂けたら」とあいさつした。
舞踊集団「花やから」は1997年1月、沖縄舞踊を後世に担う少女達が集まり誕生した子ども舞踊団。そのステージは華やかで煌びやか、ちょうど「花」のように艶やかで美しく、またウチナーグチ(沖縄方言)で「優れた者、卓越した者」を意味する「やから」と掛け合わせ、「花やから」と名付けられた。「花やから」の公演は琉球古典舞踊のほか、琉球舞踊をベースとした民謡・童謡・歌謡による創作舞踊をメインに、曲間を開けずにテンポ良く踊り続ける。
「人民ネット日本語版」より 2013年12月17日
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