世界的に著名な日本の女性芸術家、草間彌生さん中国初となる大型個展が、上海当代芸術館(MOCA)で開催されている。会期は来月30日まで。
作品100点以上が展示された個展には、草間さんのシンボルである黄色いかぼちゃ、水玉模様などよく知られた作品のほか、最新の創作も出展された。大型装置、絵画、彫刻、動画など、作品の数々は草間さんならではの芸術感覚を完全に表現している。
1929年、松本に生まれた草間さんは、1960年代にニューヨークで名をはせた。独特の水玉模様をあしらった芸術的メッセージとその作品は、世界の100以上の美術館に収蔵されている。1973年に日本に戻った草間さんは、精神病のため入院し、現在に至っている。80歳を過ぎた今も、世界で最も価値ある芸術家の一人として、創作活動を続けている。
上海での今回の個展には長蛇の列ができており、1日当たり数千人の来場を見込んでいる。
『南京日報』より 2014年2月12日
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