文・写真=東京支局
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テープカットの様子 |
3月5日、東京中国文化センターで「『今年の四字熟語』揮毫者・日中書道家五人展」の開幕式が開かれた。
この展覧会は、今年1月、日本漢字文化センターが公募した「今年の四字熟語」発表の際に揮毫した大野宜白氏、蘇士澍氏、豊道溪峻氏、赤平泰処氏、郭同慶氏の5人の書家の作品を中心に約50点を展示。
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出展者と関係者による記念撮影の様子 |
日本漢字文化センター名誉理事で漫画家の里中満智子氏は「東アジアに住むものにとって、漢字は共通の文化。この地域全体の理解と平和が深まればという願いで企画を進めた。今後東アジア全体の共通のイベントになれば」とあいさつした。
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祝いの言葉を述べる中国大使館公使参事官何静氏 |
中国大使館公使参事官の何静氏は「書画は両国民の心をつなぐ絆として重要な意義を持っている。文化の交流は中日関係の発展と友好の増進においては、他のどの分野にも取って代えることのできない重要な役割を果たしている。今回の展覧会開催は両国の文化交流を進める点で素晴らしく、新たな記念になると信じています」と祝いの言葉を述べた。
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蘇士澍氏の代理で出席した蘇氏夫人で画家の陳秀氏 |
蘇士澍氏の代理で出席した画家の陳秀夫人は「中日の交流の歴史は長く、個人的にも20年以上の付き合いがある。これからも交流とこの行事が末永く続くように願っています」とあいさつし、日本漢字文化センター理事長の大野宜白氏は「今年の四字熟語になった『四海兄弟』には平和な日本、アジア、世界を作っていただきたいという皆さんの願いが託されている」と述べた。
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特別出展された元日本内閣総理大臣の福田康夫氏の作品 |
この日、開幕式には「四海波静」の書を特別出展した元日本内閣総理大臣の福田康夫氏も訪れ、その後は揮毫会も執り行われた。
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揮毫会で蘭を描く日本漢字文化センター長の大野宜白氏 |
人民中国インターネット版 2014年3月6日
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