文・写真=孫雅甜
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木寺昌人大使 |
4月8日、日本大使館の主催で「花見会」および「Visit Japan」イベントが北京で行われた。観光業関係者、日本留学経験者、「人材育成支援無償事業(JDS)」の帰国者、「語学指導等を行う外国青年招致事業(JET)」に参加した中国青年、日本語専攻の学生など、日中関係の最前線で活躍している人々が集まり、睦まじく語り合い、交流した。
「Visit Japan」を趣旨とするこのイベントは、日本への観光促進、日本理解の促進をさらに進めることを目指すもので、木寺昌人大使は「今後とも一人でも多くの中国の方にありのままの日本を見ていただきたいと願っており、そうすることで、日中両国の国民感情の改善にも繋がると信じています」と、期待を寄せた。
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日本政府観光局北京事務所の名村裕樹代表副所長(右から二人目)が中国の旅行会社の責任者と話し合っている |
日本政府観光局北京事務所の名村裕樹代表副所長は、「2013年に日本に旅行に行った中国人観光客は約130万人で、これは2012年の142万人と比べるとわずかに下がりましたが、7月から12月までものすごい勢いの盛り返しが見られました。今年もこの好調が続いています」と、中国人の日本観光について説明し、また「政府観光局としては、中国の旅行会社と共同宣伝を行う、中国人観光客に旅行記念品を提供するなど、さまざまな措置で中国人観光客に日本に来ていただけるよう努力しています」と締めくくった。
当日は多数の日系企業、地方自治体、各種団体がおいしい食べ物やお酒を提供し、特色あふれる日本各地の紹介を行ったほか、日本の伝統文化である茶道の実演も行った。
人民中国インターネット版 2014年4月9日
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