文・写真=林金艶
4月26日、長崎市の旧香港上海銀行長崎支店記念館に新たに増設された「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」の開館式が盛大に行われた。
長崎県の中村法道知事、長崎市の岡田輝彦副市長、駐長崎中国総領事館の李文亮総領事、中国社会科学院近代史研究所の歩平前所長、日比谷松本楼の小阪文乃副社長、香港中華総商会の蔡冠深名誉会長が開館式に出席しあいさつを述べた。
長崎はかつて海外の玄関口また中日交流の窓口として重要な役割を担った。中国近代民主主義革命の指導者である孫文と彼の日本の友人である梅屋庄吉の長崎での交流は、歴史的美談として後世に伝えられている。「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」では今後、孫文と梅屋庄吉にまつわる展示によって、近代以降の中国と欧米間の交流において重要な役割を果たした長崎の近代交流史が紹介され、さらに同館は国内外の博物館と協力し、共同で情報発信などの活動に力を注ぐ。
「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」は、長崎港に建立された孫文と梅屋庄吉夫妻の銅像と共に長崎と中国の友好交流を表す重要なシンボルとなることだろう。
人民中国インターネット版 2014年4月29日 |