OVAL Seoul 2014が8月9から18日まで開催された。このコンテストは、日中韓の3カ国からそれぞれ30人ずつ選抜された学生が、初対面同士で3人1組のチームを作り、ビジネスプランを共に検討および作成し、プランの完成度を競い合うというものだ。
プランニング中、日中韓の学生たちは英語で互いに意思疎通を図り、議論を重ねていた。開始当初、一部のチームでは価値観の相違などから意見がぶつかり、戸惑いや対立が見受けられることもあったが、時間の経過と共にメンバー全員が互いの個性や考え方を理解し合い、協力して課題に取り組めるようになり、チームの結束が強まっていく様子が印象的だった。
また、学生たちは寝食を共にしてビジネスプランの作成に共に取り組むと同時に、観光などの活動を通じて、共にさわやかなひと時を楽しんで交友を深め、コンテスト終了時には多くの学生たちが共に涙を流して別れを惜しんだ。コンテストを通じて得られた友情や深い絆は、彼らにとって一生の宝物となったことだろう。
OVALは、ビジネスコンテストを通じて学生たちに国際的な協働体験の場を提供し、東アジアの発展に寄与するグローバルリーダーの輩出を目指している団体だ。(写真はOVALが提供)
人民中国インターネット版 2014年9月15日
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