2月9日、東京中国文化センターで書道家の郭同慶氏による「墨海一粟・郭同慶書法作品巡回展」の開幕式が開催された。
郭同慶氏は1957年上海に生まれ、章草大家の王蘧常に師事、1987年に来日後は、東京藝術院院長、豊道春海顕彰会事務局長などを務めている。また、2011年秋に東京中国文化センターで開講した書道講座で熱心に指導するなど、書道を通じた文化交流に積極的に取り組んできた。
今回の巡回展では杜甫や毛沢東の詩詞を中心に約70点が展示され、2014年秋から上海、前橋、京都と巡回し、東京が最後となる。開幕式では揮毫会も行われ、著名な二胡演奏家の甘建民先生の演奏をバックに、篆・隷・草・楷で「温故知新」を書いた。(文・写真=東京支局)
人民中国インターネット版 2015年2月10日
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