このほど北京で、中国社会科学院日本研究所の『日本学刊』編集部が主催する「中国の日本研究雑誌展」が開催された。今回の雑誌展は「第6回全国日本研究雑誌シンポジウム並びに『日本学刊』創刊30周年記念会」関連イベントの一つである。5月25日には趙啓正中国国務院新聞弁公室元主任、李培林中国社会科学院副院長、武寅中国社会科学院元副院長、劉徳有文化部元副部長らが雑誌展を参観した。
同雑誌展は、中国における日本研究雑誌の状況を実物を交えて展示・紹介するもので、現代の中国における日本研究の雑誌と関連発行物を中心に、20世紀初中期の日本研究雑誌のコピーなども含む、合計57種、70冊(22誌の創刊号を含む)が展示された。会場では、『日本学刊』『日本研究』『日本問題研究』『現代日本』『現代日本経済』『日本学』『中日関係史研究』『日本学研究』『日本語学習と研究』『日本研究集林』『華南日本研究』『南開日本研究』『清華日本研究』『海大日本研究』といった雑誌を見ることができた。
これらの雑誌は社会科学院系と大学の研究機構が主に発行しており、現在、全国規模の日本研究学術団体のほとんどが、関連日本研究雑誌を団体の刊行物として発行している。(文=日本学刊)
人民中国インターネット版 2015年5月29日
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