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第100回国際エスペラント大会がフランスのリールで開幕

 

 

文=陳吉

 

第100回国際エスペラント大会会場

 

 

現地時間7月26日、第100回国際エスペラント大会がフランスのリールで開幕された。82の国家と地域から来た3000余りのエスペラント語専門家や学者たちが参加した。同日はエスペラント語誕生の日でもあった。ポーランドの眼科医、ザメンホフ(1859-1917)が128年前のこの日に『最初の本』を出版したことから、同日はエスペラント語誕生の日とされている。

 

中国代表団はエスペラント創案者ザメンホフの孫(右から4人目)と記念撮影

 

 

中国外文局中国報道雑誌社、中華全国エスペラント協会、山東省青島市対外宣伝弁公室、山東省棗庄学院、北京市社会科学界連合会などからなる中国代表団が大会に参加した。開幕式の午後には「青島イメージ」写真展の開幕式と「中国文化フランスに行く――中国の日」のイベントが行われた。今回、中国から86人のエスペランティストが参加した。これは、今までで最も多い中国人参加者数となった。

 

あいさつする世界エスペラント協会会長マーク・フェテス (Mark Fettes)氏

 

 

参加者たちは「文化対話の中の言語、芸術と価値」をテーマに、各国のエスペラント運動の歴史や現状、エスペラント語発展過程での言語現象などをめぐって、フォーラムや講座、検討会などを通じてさまざまな角度から交流を行った。この国際補助語をより一層理解してもらうため、主催者は三つのエスペラントレッスン、四つのコンサート、五つの屋外パフォーマンスとサッカー一試合を催した。

 

中国代表団を代表してスピーチする中国エスペラント協会の王瑞祥副会長

 

 

エスペラント語はポーランド籍ユダヤ人であるザメンホフが1887年にインド・ヨーロッパ語族に基づき、国際交流における言語障害をなくすために創案した。エスペラント語は現在、国際社会で最も広く使われている人工言語としての国際補助語になっており、エスペラント組織やエスペランティストは世界150余りの国家と地域に及んでいる。

 

中国代表団

 

人民中国インターネット版 2015年7月28日

 

 

 

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