文=陳蘊青
7月28日、北京にある中国人民対外友好協会ホールで、「カワイ楽器教育・中日友好交流基金」設立1周年を記念して、同協会と中国日本友好協会、日本の河合楽器製作所が共催する「中日友好サマーコンサート」が開かれた。
このコンサートには中国人民対外友好協会の宋敬武副会長、河合楽器製作所の河合弘隆代表取締役会長兼社長、駐中国日本大使館の伊藤康一次席公使のほか両国友好人士百人余りが出席し、陶子葉、野上真梨子、王泉林、沼澤淑音という中日若い演奏家のピアノ演奏を楽しんだ。
コンサート後の交歓会では宋副会長があいさつに立ち、河合楽器製作所が音楽分野で中日友好交流に貢献してきたことに感謝の意を表し、今回のコンサートを通じて中日の代々の友好という両国国民共通の願いが広く伝わることを願うと述べた。また、現在は両国各分野の交流と協力が順調に回復しており、両国有識者の積極的な努力によって中日関係には必ずより明るい展望が開けるはずだと強調した。
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あいさつをしている中国人民対外友好協会の宋敬武副会長 |
また、河合社長は、日中友好交流の活動の中で「カワイ楽器教育・中日友好交流基金」が両国の音楽文化交流、中日友好関係の発展に更に貢献できるよう心から願うと述べた。
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河合楽器製作所の河合弘隆代表取締役会長兼社長 |
駐中国日本大使館の伊藤康一次席公使 |
音楽を通じて中日交流をより強めることを目指す「カワイ楽器教育・中日友好交流基金」は昨年8月、中国日本友好協会と河合楽器製作所によって創立され、すでに北京や東京で多数のコンサートや音楽サロンを開催している。
人民中国インターネット版 2015年7月29日
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