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中国人墓地清掃で草の根交流

 

 

長崎開港以来約400年にわたって多くの外国人が埋葬されてきた長崎市内の稲佐悟真寺国際墓地で9月23日、第42回中国人墓地清掃(長崎県日中親善協議会主催)が行われた。

 

 

 

長崎と中国の関わりは長く、稲佐悟真寺国際墓地も例外ではない。初めて中国人墓地が建てられたのは1602年。すでに400年あまりの歴史を刻んでおり、現在この地に眠る中国人の墓は600あまりと、日本国内最大の中国人墓地である。この中国人墓地の清掃活動は1974年、久保勘一・長崎県知事(当時)の提唱で始まり、今回ですでに42回目となる。

 

鄧偉・駐長崎中国総領事があいさつ

 

当日は鄧偉・駐長崎中国総領事をはじめ、長崎華僑総会や長崎新華僑華人協会、長崎県日中親善協議会のメンバー、地元の会社員や団体職員、中国人留学生、高校生ら計300人余りのボランティアが参加。この地に眠る約3000人の先人たちをしのび、清掃を通じて中日草の根交流に励んだ。この活動は久保勘一・元長崎県知事が「九州青年の船」団長として中国を訪問した際、長崎の中国人墓地について話題になったことをきっかけに、1974年から毎年実施されている。(写真提供・長崎県国際課)

 

人民中国インターネット版 2015年10月14日

 

 

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