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漢代の画像石と拓本の迫力を満喫

 
文・画像提供=東京中国文化センター 
 
 

今年5月から1年にわたり、東京中国文化センターが重慶市文化委員会との主催・協力で重慶市独自の文化を紹介する「重慶文化年」を開催することが決定した。その第一弾として5月24日から6日3日の11日間にわたり、「漢王朝の世界―漢時代画像石・拓本展」が開催される。

 

中国漢代の画像石は、前漢後期から後漢後期のおよそ250年間につくられた、地下墓室の壁を飾る石刻絵画である。今回展示する画像石(レプリカ)と拓本は約60点が予定されているが、いずれも三峽博物館が所蔵する貴重なものばかり。漢王朝の広大な領土や壮大な山々、賑やかな都市、貴族生活の様子などの漢代の世俗百態を鮮やかな表現で、時にリアルに、時に抒情的にと様々な表情で映し出している。作品からは当時の文化が持つ、力強く落ち着いた絵画の様式とはつらつとした精神が感じられ、漢代の画像石と拓本の迫力に触れる貴重な機会となっている。

 

展示概要

会場:東京中国文化センター(東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F)

展示期間:2016年5月24日(火)~ 6月3日(金)<土日休み>

時間:10:30~17:30(最終日は13:00まで) 入場無料

 

人民中国インターネット版 2016年4月14日

 

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