中華民族文化の核心であり、中華文明を代表する「漢字」。一方、中国の漢字に基づき、独自のかな文字を創造した日本においても、漢字は日本文化を構成する重要な要素となっている。現在確認できる最古の文字とされている甲骨文字は、紀元前17世紀に生まれた漢字書体のひとつであり、現在使われている漢字の源流とも言える。
東京中国文化センターでは、講師に世界海外華人書法家協会副主席の張大順氏を迎え、現在甲骨文字から常用されている1200文字から100文字を選び、漢字形成の分類、解読、解析を行うことで中国文化をひもとく講座「甲骨文から見る中国文化」が毎月1回開催されている。毎回テーマを決め、漢字にまつわる歴史をもとに、文化面からは漢字の特徴を、芸術面からは漢字の書写芸術について触れる。6月のテーマは「器具類、建築類」、7月は「植物類、農作物類」。
講座参加の申し込みは参加者氏名、電話番号、メールアドレス、希望参加日(6月15日、7月13日)を明記の上、東京中国文化センターにメール(info@ccctok.com)にて。
会場:東京中国文化センター(東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F)
開講日:2016年6月15日(水) 7月13日(水)
時間:14:00~15:30 参加費無料
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人民中国インターネット版 2016年5月13日
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