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7月2日、神奈川県にある私立桐蔭学園で、小学部5、6年生の児童と中国の厦門英才学校から来日した小学6年生の児童65名が文化交流を行った。
最初に「来日来校歓迎セレモニー」が大音楽室のハーモニーホールで行われ、桐蔭学院の児童たちによる歓迎パフォーマンスのあと、厦門英才学校のあいさつと教員児童によるサックス・ピアノの伴奏との合唱、ドラム演奏が披露された。5、6年生の各教室に移動したあとには、日本の伝統的な服装、生活、遊び、食事等の紹介や、クイズ形式による地方の説明、輪ゴムの射的などの体験学習交流が行われ、折り紙の手裏剣などがおみやげとして贈られた。さらに桐蔭学園小学部5年生が合唱、6年生は日本をテーマとした歌とダンスのパフォーマンスを披露した。
その後中国側の児童、教諭が5、6生の教室に加わる「合同昼食会」が行われ、ノンアレルギーのコロッケのせカレーライス、サラダ、スイカ、牛乳の日本式給食メニューを楽しんだのち、桐蔭学園の児童たちに見送られて当校をあとにした。3時間という限られた時間ではあったが、児童たちは互いの文化の違いを知ることで、国際的感性や基礎知識を高めることができたようだ。これを機会に将来の日中友好の懸け橋となることが期待される。
人民中国インターネット版 2016年7月20日
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