中国駐大阪総領事館が神戸で９月10日夜、2016年教師節（教師の日）祝賀会を行った。神戸中華同文学校と神戸華僑幼稚園の教職員100人あまりが参加した。

李天然中国駐大阪総領事は出席した教職員に向け、「神戸中華同文学校はすでに117年の歴史を持ち、徳と才能を兼ね備え、人品・学業ともに優れた人材を次々と輩出している。多くの卒業生が中日友好事業に身を投じ、中華文化を広め、中日民間交流において重要な役割を果たし、中日両国の理解と相互信頼を深めるために傑出した貢献をなしている」とあいさつと祝いの言葉を述べた。また「この中日関係が困難な時期に、王毅外交部長が日本で中日韓三カ国外相会議に出席し、習近平主席は杭州で安倍晋三首相と首脳会談を行った。これらの動きは中日関係を推し進め、発展させるための努力である。この状況下、私たちは揺ぎない友好の信念を持ち、中日関係の着実な発展を推し進めるために、プラスのエネルギーを積み重ねていかなければならない」と語りかけた。

劉海生中国国家旅游局駐大阪事務所主任は、今後の神戸中華同文学校の人材育成を支持し、中国への修学旅行を含む交流に関する４つの計画を推し進めると宣言。西日本中国企業家協会は、学校に対して資金面での支持を行うとともに、教師帰国時の航空チケットを提供すると表明した。

張述洲神戸同文学校校長はあいさつで、大阪総領事館の教師節の祝賀会開催と、同校への長期に渡る支持に対して感謝の言葉を述べた。

人民中国インターネット版　2016年9月12日