この奨学金は1986年に中日両国の友好と交流の促進、中国の公衆衛生や医学、医療の水準の向上のため、日本財団、中国衛生部(現中国国家衛生・計画生育委員会)、笹川記念保健協力財団、日中医学協会が共同で創設したプロジェクトで、30年間の奨学生は2226人にのぼり、中国医学界の中堅として活躍している。
笹川会長はあいさつで「本制度は、日中両国の医師と研究者が共同で医学研究を行うプラットホームであり、世界の医療事業に貢献している」と語り、同制度の今後の発展に期待を寄せた。
人民中国インターネット版 2016年10月21日