10月19日、静岡県と中国の大手旅行会社「凱撒旅遊(カイサー)」は北京で、戦略的協力に合意し覚書に調印した。双方はそれぞれの強みを生かし、中国人の訪日旅行についてより緊密な協力を行っていくことを明らかにした。陳小兵カイサー社総裁と川勝平太静岡県知事が調印式に出席した。
川勝知事は、静岡県は物産が豊富で風光明媚、豊かな観光資源を有し、ここ数年静岡県を訪れる中国人観光客は急速に増加しており、静岡県はより多くの中国観光客を受け入れられるよう、空港などのインフラ拡張・開発を進めていることを紹介した。陳総裁は、今後カイサー社はアウトドア観光、家族・グループツアー、温泉・グルメなどをテーマにしたハイエンドな訪日旅行商品の研究・開発に力を入れ、顧客の日本体験を多元化、差別化、個性化していくと述べた。
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