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周総理ゆかりの桜が今年も満開

 

資料・写真提供=創価学会国際広報局

 

 

4月9日、東京・八王子市にある創価大学で、周恩来総理をしのぶ「第38回周桜観桜会」が開催され、中日国交正常化45周年の今年は周総理のめいである周秉宜さんも中国から出席した。ちょうど周総理の日本留学100周年を迎える今年は開花が遅めで、当日は満開の桜が来場者を出迎えた。周総理ゆかりの「周桜」を一目見ようと約800人がキャンパスを訪れ、参加者は中日友好を願った周総理の偉業をしのんだ。

 

観桜会には南開大学、遼寧師範大学など中国の大学生も多数参加した

 

「周桜」は、創価大学創立者の池田大作氏が1974年の訪中で病床の周総理を見舞った際、周総理が「日本で桜をもう一度見たい」と語った思い出にちなむ。1975年11月、国交正常化後に初めて派遣された中国人留学生6人と創価大学の学生が植樹した桜を「周桜」と命名し、中日友好の象徴として「周桜観桜会」が開かれるようになった。

 

周恩来総理のめい・周秉宜さんは周総理とのエピソードを交えながら、中日関係の大切さを学生に訴えた

 

周秉宜さんは1949年から1968年まで周総理夫婦と共に過ごした中南海でのエピソードや、「中国と日本の人々が仲良く友好的に協力すれば、アジアや世界の平和を守ることに繋がる」という周総理の言葉を紹介し、周総理の願いを引き継ぎ、中日関係の推進に尽力したいとの思いを語った。

 

創価大学箏曲部が奏でる「桜花の縁」(池田会長が周総理夫婦との友好を書いた詩)を伴奏に、日本舞踊部の部員たちが日頃の成果を披露した

 

「周桜観桜会」に参加した男子学生は「今年9月から交換留学で中国に行きます。中国では多くの人と交流し、将来は両国をつなぐ懸け橋になるような仕事をしたい」と将来の抱負を語った。

 

 

 

人民中国インターネット版  2017年4月18日

 

 

 

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