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香港の20年を見る写真展が大使館で開催

 

「香港返還20周年記念写真展」の開幕式が6月26日に中国大使館で行われ、シェーリー・ヨン香港駐日本経済貿易代表部首席代表、日中友好議員連盟会長で日本香港友好議員連盟の会長もつとめる高村正彦氏などの来賓が来場した。

 

 

程永華駐日本中国大使はあいさつで「中国政府は一貫して『一国二制度』『港人治港』(香港人による香港の統治)、高度な自治の方針を堅持してきた。内外の経済・文化の融合点である香港は、国際的金融、貿易、商業、海運センターの中心となっている。この写真展は、この20年で香港が各方面において上げた成果と最新の発展状況、『一国二制度』の実践を展示している。写真展を見ていただくことで、香港の発展への理解を深めていただけることだろう」と20年の発展と写真展の意義を語った。

 

程永華大使

 

 シェーリー・ヨン首席代表は「中国は世界で最も急速な発展を遂げている国であり、国際的な地位も上昇し続けている。香港は『一国』」と『二制度』という二重の優位性により、国内外を結ぶスーパーコミュニケーターとなっている。香港はこれからも『一国二制度』の優位性を活用し、中国で最も開放され、かつ国際化された都市としてあり続ける。私たちは国の発展と歩みを共にし、国の内外をつなぐ役割を果たし、さらに素晴らしい香港、さらに素晴らしい祖国を築くために努力していく」とこの20年の実績と未来の展望を語った。

 

シェーリー・ヨン首席代表

 

高村正彦会長は「香港は『一国二制度』のもとで安定・繁栄・発展を維持してきた。この写真展でこの20年間の発展の歴史を見せていただくことを楽しみにしている。香港の安定・繁栄・発展は、中国の、さらに日本を含む地域全体の安定・繁栄・発展にもつながる。『一国二制度』のもとで香港がさらに発展することを祈念する」と述べた。

 

高村正彦会長

 

開幕式のあと、来賓は程大使の案内で館内の展示スペースに展示された約60点の写真を観覧。写真を交え語り合うことで、香港の歩みと発展の実感を共有した。

 

香港の発展を写真で振り返るシェーリー・ヨン氏(左)、高村正彦氏(右)と程永華大使

 

 

人民中国インターネット版  2017年7月3日

 

 

 

 

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