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二胡と古箏のコンクール 東京で開催

 

中国古箏の愛好家による横浜古箏楽団の合奏。日本人は浴衣を着て演奏に臨んだ

 

二胡類と古箏(こそう)類を学ぶ中日両国の若者のためのコンクール「日・中二胡類&古箏類楽器コンクール&コンサート」の第一回が、東京の中野区で3日間にわたって開催された。

「二胡類」は、中国の二胡を始めとする総称が「胡琴」と呼ばれる二弦楽器やモンゴルの馬頭琴などを指し、日本の邦楽で使われる「胡弓」もこの部類に含まれる。「古箏類」は日本の琴(こと)や中国の古箏各種を指す。近年では日本人が中国の古箏を、中国人が日本の十三絃琴を演奏するなど、ボーダーレス化が進んでおり、日ごろの成果を発揮しようと、日本在住者はもちろん、中国からもプロから愛好家までの幅広い層の演奏家が来日し、受賞の栄冠に挑戦した。 

コンサートの合間には、洗足学園音楽大学現代邦楽研究所の森重行敏氏と、中国古箏演奏家の蘇宇虹氏による、中日の楽器の違いを解説するレクチャーが行われた

 

初日の8月2日は二胡類、3日は古箏類と2日間のコンクールに挑戦した参加者たちは、最終日の4日に両国の演奏家たちによるコンサートを楽しんだ。

 

中国音楽学院で二胡を学んだ原田学吏さんは、最終日のコンサートに参加。「江河水」の演奏を披露した

 

コンサート後のクロージングセレモニーでは、各部門での成績発表と表彰式が行われた。日本人の受賞者も数多く、日本での中国民族楽器の層の厚さを物語っていた。

 

名前を呼ばれ、壇上に上がって緊張の面持ちで賞状を受け取った受賞者たちも、記念撮影の頃には満面の笑顔に

 

 

 

人民中国インターネット版  2017年8月

 

 

 

 

 

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