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カナス湖 80分
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臥竜湾 80分
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神仙湾 80分
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月亮湾 80分
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「カナス」はモンゴル語で、「神秘的で美しいところ」を意味する。カナス自然保護区は新疆アルタイ山の南麓にある布爾津県内に位置し、面積はおよそ2500平方キロメートルに及ぶ。保護区内は風景が美しく、自然の生態系が良く保存されていることから、「人間浄土(この世で一番清らかなところ)」と呼ばれている。1986年に国家級自然保護区に認定された。
この4枚の切手は、カナス自然保護区の精華であるカナス湖、臥竜湾、神仙湾、月亮湾の美しい風景を描いたものである。
カナス湖は、海抜1375メートル。周囲をぐるりと山並みに囲まれ、よく生い茂った草木に彩られている。四季の変化に伴って湖面の色が変わるため、「変色湖」とも呼ばれる。
臥竜湾は、カナス湖の北から10キロほど離れている。水面は穏やかで、澄み切っている。中ほどにある緑の生い茂る中洲が、竜が横たわっているように見えることから、この名がついた。
神仙湾は、カナス湖の下流にある平坦な河谷である。沿岸には沼と湿地が広がり、野生動物たちの良い生息場所となっている。
臥竜湾の上流にある月亮湾は、美しい川の曲線が三日月のように見えることから名づけられた。エメラルド・グリーンに輝く水と豊かな森から、調和の取れた美しさが感じられる。
2006年7月8日 国家郵政局より発行
人民中国インターネット版
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