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画家李可染生誕百周年記念切手

 

松下観瀑図   1.20元

万山紅遍  1.20元 

観画図    1.20元

放鶴亭    1.20元 

浅塘渡牛図   1.20元

春雨江南図   1.20元

 

李可染(19071989年)は、江蘇省徐州市出身で、現代中国水墨画史上において、大きな影響を残した画伯と称されている。彼は貧しい家庭に生まれたが、幼い頃から絵を描くことが好きだった。13歳から水墨画を習い始め、22歳の時に当時の西湖国立芸術研究院に入学し、西洋の油絵を専攻した。その後、斉白石に師事し、黄賓虹にも教えを受けた。新中国成立後、李可染は中央美術学院の教師となり、中国美術家協会副主席、中国画研究院初代院長などを歴任した。

 

李可染の作品のうち彼の芸風と造詣の深さを体現しているのは、山水や人物、牧牛を描いたものであろう。特に、彼の山水画は充実した構図に重厚な筆墨で、西洋絵画の写生と陰影法も取り入れた。中国画の表現力を豊富にしたうえで、独自の画風も確立した。

 

今回、李可染生誕百周年を記念して発行されたこの切手には、各時期の作品から6件が選出され、それぞれ「松下観{たき}瀑図」(1943年)、「万山紅遍」(1964年)、「観画図」(1958年)、「放鶴亭」(1945年)、「浅塘渡牛図」(1982年)、「春雨江南図」(1984年)だ。

 

2007年3月26日、国家郵政局発行。

 

人民中国インターネット版

 

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