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清の皇帝陵建築

 

昭陵   1.20元

孝陵   1.20元

泰陵   1.20元



清代の皇帝陵は、建築の年代と所在地によって、三つの陵墓群に分けられる。清が山海関を越える前に、盛京(現在の遼寧省瀋陽市)の付近に築造した関外三陵、清王朝が北京を都としてから、河北省の遵化市と易県に造った東陵と西陵の三つである。当時の最高の建築水準を代表するの皇帝陵は、中国古代建築の伝統的な風格を継承し、建築と自然をうまく統一させたものとされている。

 

切手に描かれた三つの陵墓は、それぞれ関外三陵のうちの昭陵、東陵にある孝陵、西陵にある泰陵である。

 

清の太宗ホンタイジの陵墓である昭陵は、崇徳八年(1643年)に建造が始まり、順治八年(1651年)に完成した。北陵とも呼ばれる昭陵は、関外三陵の中で規模がもっとも大きく、もっとも保存状態の良い陵墓である。

 

清の世祖順治帝を埋葬した孝陵は、順治十八年(1661年)に建造が始まり、康熙三年(1664)に主な工程が完成した。これは清王朝の統治者が山海関より内側に築造した初めての皇帝陵である。

 

雍正八年(1730年)から建造が始まり完成まで7年を要した泰陵は、清の世宗雍正帝の陵墓で、西陵の中で最初に造られた皇帝陵であり、その規模はもっとも大きい。

 

2007年5月12日、国家郵政局発行。

 

 人民中国インターネット版

 

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