現在位置: Home>わたしの一日
スイミングコーチ 楊楽さん

ナンバーワンじゃなきゃ 意味がない

 


【楊さんの一言】職場も競技場と一緒、毎日が勝負です。だから毎日とても充実しています。

 6歳から水泳を始めた。体育学校で専門に水泳を学んだあと、トライアスロンの選手になった。

 

 アジアの大会に参加したときのこと。水泳、自転車の二種目が終わり、最後のランニングの時点で、先頭は一緒に参加していたチームメイト。彼は1000メートル先を走っていたが、あきらめることなく、最後の力をふりしぼった。そしてとうとう追いつき、ゴール間際で「ファイト」と小さく声をかけながら追い抜いた。二着になったチームメイトは、心の底から祝福してくれたという。

 

 将来を有望視されていたが、訓練中、アキレス腱を切ってしまい、競技に戻ることはできなくなった。

 

 競技生活から離れた今でも、コーチの言葉が頭に染み付いている。「一番にならなきゃダメだ。二番だろうがビリだろうが同じ」

 

 今年2月、所属するクラブのスポーツ部の責任者になった。クラブでもっとも若い管理職だ。(楊振生=写真・文)


   
[AM10:00]
出勤後、トレーニングを開始。コンディションの維持には欠かせない。

  [PM12:00]
プールの水質を調べる。毎日決まった時間にチェックしなければならない。


 
   
[PM2:00]
受付で今日の水泳クラスにやってくる会員の状況を確認。


  [PM5:00]
水泳を教えている会員の身体機能を検査する。


 
   
[PM7:30]
水泳を教える。中国では、健康によいと水泳を学ぶ人が年々増えている。


  [PM9:30]
帰宅後、ギターを弾いてリラックス。


 
【お部屋拝見!】


面積は20平方メートル。トイレや台所は共同。家賃は毎月500元。大きな家具は大家から借りている。今の部屋も気に入っているが、中古住宅を購入しようと現在計画中。

 

持ち物
チェック!
 
  スポーツバッグ(300元)。軽くてたくさん物が入るため、いつも持ち歩いている。  
 

携帯電話。今年は亥年(中国ではブタ年)、年男である楊さんは、ブタの絵が描かれたストラップをつけている

 
 
水泳のクラスで用いる水着、キャップ、ゴーグル、タオル
 

 
トレーニング日記
 
 

従業員証

 
 

 

 

【プロフィール】 山東省済南市出身、24歳。1998~2000年、山東省体育学校で水泳を学ぶ。2000~04年、解放軍八一軍事体育大隊に所属し、トライアスロンの選手に。02年にはアジアの大会で優勝。現在は北京のスポーツクラブで水泳を教える。

 

人民中国インターネット版


 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850