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2006年の「青島国際ヨットレース」の様子 |
青島は今年8月、市を挙げて国際ビール祭りに酔いしれるだけでなく、国際ヨットレースも盛大に開催する。海上では、毎日たくさんの好レースが繰り広げられ、世界各国のトップ選手たちが2008年オリンピック出場の切符をかけて、白熱した戦いを見せる。
防波堤に設置されたスタンドでは、熱心な観客たちが色とりどりの旗を振って声援を送り、ヨットスポーツの輝きとエネルギーを感じる。肌の色や言葉の異なる観客たちが、この青島で「同じ世界、同じ夢」の美しい光景を織り成すのだ。
「2007青島国際ヨットレース」は8月11日から24日まで、青島オリンピックヨットセンターで開催される。これは、北京オリンピック組織委員会が決定した総合テスト試合6種目のうちの一つで、オリンピック基準テスト3種目のうちの一つでもある。青島市は「まったく新しいパターン、まったく新しい基準、まったく新しい条件」で、オリンピックヨットレースの「実戦演習」を完璧に遂行するのだ。
今年の大会は、大会の指揮運営システムなどオリンピックに対するハード面のテストであるだけでなく、サービス水準などソフト面のテストでもある。
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ウィンドサーフィンのレースに参加した海外の選手 |
子どももレースを楽しむ |
実際、青島は2006年の同大会が成功裏に終わったそのときから、改善すべきところを探し、実践において至らぬ点を補い、今年の大会準備を進めてきた。完全無欠の大会を保証するため、大きなところでは 大会の組織・運営、レースの設備、試合会場の使用、レース海域の安全保護、大会期間の気象・海上予報、ボランティアのサービス、小さなところでは選手やスタッフ、メディア関係者の飲食や住まい、交通、通信など、一つひとつ細かい部分まで何度も話し合い、改善を重ねてきた。
「心は帆とともに動き、夢を風あたるところにかける。心は帆とともに動き、未来を大海ではかる。……帆は花びらのようにほころび、成功へと疾走する」
これは青島の夢だ。「2007青島国際ヨットレース」が繰り広げられる頃には、青島は夢かなう喜びを手にする。
エネルギーあふれる今年の夏、青島を訪れる各国の友人たちは、現地の人々と一緒にこの夢の実現を目にし、すばらしい大会がもたらす喜びを分かちあうことだろう。 (荘暁蓉=文 杜永建=写真)
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