▽爆竹の起源は2000年以上前に遡る。始めは魔除けに用いられていたが、今では、伝統的な祝日や婚礼などの喜び事、各種の祝典、縁日などではほとんど爆竹が鳴らされる。特に春節期間は、一年の使用量の半分以上を消費する。
▽『北京日報』の報道によると、2007年の春節期間(旧暦大晦日から1月7日まで)、北京市で集められた花火や爆竹の残り屑は2600トン以上にのぼった。
▽広州市は1992年3月、花火や爆竹の使用を法的に禁止。その後、北京、上海、南京なども相次いで禁止した。
▽ここ2、3年、一部の都市は市民の声に耳を傾け、花火や爆竹の使用を禁止から制限に切り替えている。北京や重慶などは06年から制限に切り替えた。07年現在、鄭州、洛陽、武漢、南寧、柳州、桂林、福州など多くの都市が一部解禁に踏み切っている。 |