中国・オリンピック雑学
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高敏 | 陳静 | 陳躍玲 |
◇高敏――2回連続金メダルを獲得した中国最初の女子選手
1970年生まれ。四川省自貢市出身。高敏は12歳のときに全国飛び込み大会で優勝した。15歳で国家飛び込みチームに入団。各種の飛び込み大会で金メダルを獲得したことが何回もある。1988年ソウルオリンピックと1992年バルセロナオリンピックで女子飛び込みの金メダルを獲得、中国のオリンピック史上、2回連続で金メダルを獲得した初めての女子選手となった。
◇陳静――中国初の卓球ゴールドメダリスト
1975年生まれ。四川省・成都市出身。1988年、ソウル・オリンピック女子シングルスで優勝。オリンピックの中国人初の卓球のゴールドメダリスト。
◇陳躍玲――中国の陸上競技の第1金
1968年生まれ。遼寧省・鉄嶺市出身。1985年遼寧省・競歩チームに参加、1年後遼寧省代表として全国競歩に出場した。1992年バルセロナ・オリンピックの陸上競技女子10キロメートル競歩で金メダルを獲得。陸上競技における中国初の金メダル獲得となった。
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荘泳 | 荘暁岩 | 伏明霞 |
◇荘泳――中国競泳界に史上初の金メダル
1972年生まれ。上海の出身。幼稚園の頃から水泳を学び始め、7歳に水泳専門学校に入学した。1984年上海チームに参加、1986年に中国国家水泳集中訓練のチームに選ばれて入団。1992年、第25回オリンピック大会の女子100メートルクロールで優勝した当時、20歳だった。中国代表選手団にとってはこの大会で初の金メダル獲得だけでなく、中国の競泳界における史上初の金メダルでもあった。
◇荘暁岩――中国初の柔道チャンピオン
1969年生まれ。遼寧省・瀋陽の出身。1992年第25回バルセロナ・オリンピック大会に出場し、(柔道)女子72キログラム超級の決勝では、全試合全勝し、チャンピオンとなった。この大会の柔道競技で、5回試合連勝した優勝者であり、中国柔道界に初の金メダルをもたらした柔道ゴールドメダリストでもあった。
◇伏明霞――オリンピック史上最年少の優勝者
1978年生まれ。湖北省・武漢の出身。1992年バルセロナ・オリンピックの女子10メートル高飛び込みで金メダルを奪取、14歳で、オリンピック史上最年少の優勝者になった。1996年アトランタ・オリンピック大会に出場し、高飛び込と飛板飛込の2種目制覇となった。また、飛板飛込で1988年ソウル、及び1992年バルセロナで連続の金メダルを取った中国の高敏選手の跡を継いて、飛込競技で2大会連続2種目金の2人目となった。
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王軍霞 | 葛菲/顧俊 | 楊揚 |
◇王軍霞――1度の大会で2枚のメダルを獲得した中国選手
1973年生まれ。出身地は吉林省・蛟河。1988年大連体育運動学校に入学し、長距離競走の訓練を開始。1991年遼寧省・陸上競技チームに入団。1995年9月選ばれて国家陸上競技チームに入団。1996年7月28日第26回アトランタ・オリンピックの陸上競技で、同日のうちに、女子5000メートルの金メダルを獲得、さらに女子10000メートルの銀メダルを獲得。中国初の1度の大会で2枚の陸上競技のメダル獲得選手となった。
◇葛菲/顧俊――中国初の五輪バトミントン金メダル
1975年江蘇省南京生まれの葛菲選手は、1975年生まれ、同省の無錫出身の顧俊選手と、1987年からコンビを組み、1993年末には2人はいっしょに国家チームに選ばれて入団。ダブルスで10余年にもわたる協力関係にあった2人は、かつて何度も世界の試合でチャンピオンを獲得している。特に1996年のアトランタ・オリンピックで、2人は連続して2局の15対5の大差のついたスコアで優勝を勝ち取り、中国選手がオリンピック大会で金メダルなしの歴史を破った。
◇楊揚――冬季オリンピックで中国の第1号ゴールドメダリスト
1975年生まれ。黒竜江省七台河市出身。子供の頃からスケートに情熱をもやし、13歳で黒竜江省・体育運動学校に入学し、プロファイルのトレーニングを受け、19歳に国家チームに参加した。2002年ソルトレークシティーで行われた第19回冬季オリンピック大会で女子500メートルと1000メートル・ショートトラックスケート2種目で2枚金メダルを獲得。中国では冬季五輪初の金メダルの獲得であり、中国チームの冬季五輪におけるメダルゼロの歴史を破った。
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