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末端の現場から来た全人代代表たちの声

3月6日午後、第11期全国人民代表大会(全人代)第1回会議に参加した、末端の現場から来た10人の全人代代表が、合同で記者会見した。彼らは清掃労働者、農民、教師、農民工で、その中で特に注目を浴びたのは、三人の農民工代表、上海の朱雪芹さん、広東・佛山市の胡小燕さん、重慶の康厚明さんである。

 

この三人の農民工代表は、地方の労働組合の各層の選挙で誕生した。かれらは、この5年来、政府が医療、教育及び社会保障に力を入れ、農民工たちに対しより多くの配慮を払ってくれたので、農民工の社会的地位が徐々に高まってきた、と表明した。

 

上海の華日服装厰の朱雪芹さんは、真に農民工層の願いを反映するために、北京に来る前、現場で細かい調査研究を行なった。身近にいる数人の農民工の女性たちが、わざわざ金を出し合ってペン型ボイスレコーダーを買ってくれ、彼女に全人代と全国政協の両大会の録音をもって帰るように頼んだ。

 

また彼女は、人民代表としての職責を果たし、農民工の子女の教育や女性の計画出産、社会保険などの面の問題にもっと関心を持ち、積極的に大会に提案するつもりだ。

 

「改革・開放」以来、都市化の急速な進展に伴い、多くの農民が都市部へ出稼ぎに来た。現在、中国には2億近い農民工がいる。政府が民生の改善を進めるにつれ、農民工たちもさらに社会の注目を浴びるようになった。

 

 

人民中国インターネット版

 

 

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