この5年来のチベットの大きな進歩 ――チベット代表団が『政府活動報告』を審議
3月7日午後、人民大会堂のチベット庁では、チベット自治区から来た20数人の全人代代表が『政府活動報告』に対し審議を行なった。チベットの経済と社会の建設について代表たちは口々に、この5年来のチベットの大きな発展を賞賛した。
同自治区の牧畜獣医研究所の副所長で、全人代代表のセチュさんは「私は第一線の現場から来たので、『改革・開放』がチベットにもたらした変化を肌で感じている。牧畜業を例にとれば、この数年、政府が農業に多くの資金と技術を投下し、農牧畜業の速やかな発展を促したので、チベットの肉類とミルクの生産量はそれぞれ6%と4%増え、農・牧畜民の生活水準もかなり高まった」と述べた。
統計によると、この7年来、チベット自治区のGDPは12%以上の成長速度を連続して保っており、一人当たりのGDPは1万2000元以上に達している。チベットの道路、鉄道などのインフラ建設はかなり急速に伸び、とくに青蔵(チベット―青海)鉄道の開通は、チベットの交通と観光の発展を推進する作用を果たした。また、9年制の義務教育を受けている子どもたちの就学率は、チベット自治区全体で90.2%に達した。人民の生活水準は日ごとに高まっている。この5年来のチベットの発展は驚くべきものがある。(本誌・王 浩)
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