楊部長、東中国海問題の協議者のために期限を定めることは賢明ではない
第11期全国人民代表大会第1回会議が12日午前10時、人民大会堂で記者会見を開き、外交部の楊潔チ部長は、中国の外交政策と対外関係を紹介し、内外記者からの質問に答えた。
日本の時事通信社の記者
胡主席が訪日する前に、東中国海問題が解決する見込はあるのかという日本の時事通信社の記者の質問に、楊部長はこう答えた。
東中国海問題は今に始まったことではなく、とても複雑な問題で、中日双方が共に利益を得る解決案を見つけることが最も大切である。福田首相が訪中した際、両国の指導者はこの問題について4つの共通認識に達し、中日関係の大局を重んじ、中国関係の発展を推し進める過程で出来るだけ早くこの問題を解決することで合意した。
現在、両国の外交部門は指導者の共通認識に基づいて、今まで遂げた進展の上に、具体的な解決案を検討している。この問題の協議者のために、期限を定めることは賢明ではないと考えている。
「チャイナネット」2008年3月12日