１万人以上が五輪の開幕式に出場、雨の時は空中の演技が取消

中国人民政治協商会議第11期全国委員会第1回会議が12日午後3時人民大会堂で、｢政協委員が北京五輪を語る｣をテーマとし、記者会見を開いた。北京市の劉敬民副市長、全国政協委員の張芸謀監督、崔大林氏、張景安氏、鄧亜萍氏ら5人が記者の質問に答えた。

五輪開幕式の準備状況と、雨が降った場合の演出について、映画監督であり五輪開幕式の演出監督の張芸謀委員は、以下のように述べた。

五輪の開幕式に参加する人たちは1万人以上で、今は北京郊外のいくつかの場所でリハーサルを行っている。開幕式がすばらしいものになることを望んでおり、世界に驚喜を与え、中国の人々が満足してくれるよう願っている。

雨は私も一番、心配している。そのため小雨から大雨までそれぞれに対応したマニュアルも作った。雨が降った場合は、安全確保のため、空中のプログラムは取り消し、科学技術的な要素のものや機械にも注意しなければならない。今、私たちは積極的に準備しており、万事が順調にはかどるよう毎日のように願っている。

「チャイナネット」2008年3月12日